本当にこの状況を、只今私、はどう判断をしたら宜しいものなのでしょうか・・・。
私の目の前にうつるのは仁王立ちをしたあの馬鹿社長こと、海馬瀬人。
そいでもって私は只今、何故青眼の白龍の着ぐるみを着て此処にいる訳なのでしょうか。
平たく言えば、此処は海馬邸・・・じゃなくてぇ〜何がどうなってるのぉ〜!?
私の家で毎年、遊戯達との毎年恒例で私の父の主催の元で行われるハロウィンパーディーが行われた。
遊戯達が来たのは確かに覚えてる・・・覚えてるのは当たり前なのよね。此処までは・・・ν
けれども、この状況を私はどう解釈して宜しいものなのでしょうか・・・???
いったい何がどういう状況で、私はこの状況になってる訳ぇ〜〜〜!?
瀬人:フン・・・遊戯達も中々俺に良い物を渡してくれるな・・・。
私は瀬人・・・貴方の玩具じゃない!っと反論を心の中でしているのだけれども・・・。
取り合えず、お願いだから・・・この着ぐるみ+リボンが縛られてるの何とかしたい。
むしろ・・・瀬人に食べられるのだけはごめんなのぉ〜。
たかが仲の良い幼馴染でも、貴方のその態度、傲慢・・・拉致・・・ν
瀬人に対し、言い過ぎな心の中・・・だけの貴方の性格は何とかして!
絶対、絶対・・・貴方に食べられるのはごめんだ!
むしろ今回のこのTrick or treatは何なんだぁ〜私に何をさせる気なのよぉ〜ν
禍心のTrick or treat
始まりはそう・・・毎年恒例で行われる遊戯達との仲間同士のハロウィンイベント。
父が主催をする私の自宅でのパーティーはいつも盛大に盛り上がっている訳であって、そんな中で遊戯達と楽しんでいた。
そう皆でお菓子を交換し、また立食なのでおおいに賑わうものだった。
そんな毎年恒例のこの時期にまさか珍しく、馬鹿社長が訪れるとは私も思っても見なくて・・・。
始まりは簡単だった。そうごく普通での学校の話・・・。
それがまさか、此処まで良く行くとは思わなくて・・・それ以上に・・・むしろ良くない結果が訪れた訳・・・ν
:えぇ〜〜〜瀬人を私が誘えと!?絶対、嫌よ・・絶対!
杏子に今年のハロウィンのお願いを頼まれた時、心臓が跳ね上がるような感じをした。
理由は幼馴染みであって、そして何より私がいつも苦手とする瀬人を誘えという事らしく・・・。
それ以上に私が絶対誘いたくない理由はもう一つある・・むしろ理由ってより結果論。
遊戯いやもう一人の人格である闇遊戯は好敵手だし、何かしろ決闘が多すぎるのよね!会うたびに・・・。
そんでもって、城之内は、あぁ〜馬鹿社長=瀬人に例えると負け犬ね・・・。
その2人は犬猿と言って言い程の口煩い感じな訳で、誘うことを絶対にしたくない感じな訳・・・ν
杏子:えぇ〜でも良いじゃない?偶には違う人を仲間に入れて楽しむのも・・・。
うぅ〜杏子、その目の輝きは何かを強制的に楽しんでませんか?などと私の心では思っている。
そして何より、杏子の考えはいつも土壇場でいつも理解不能な感じな訳だけどね。
:うぅ〜ν
その杏子に押されて、私は負けた訳で只今、海馬コーポレーションにいる訳なんだけど・・・。
そして瀬人に話したら、何故か気障だぁ〜気障な笑いしてるよぉ〜などと私は嫌な顔をする。そして最初の発言は・・。
瀬人:とうとう俺の者になる気になったか・・・。
:誰がいつ、馬鹿の者になったんじゃ!?
思いっきり本音言ってしまった。しかも机叩いちゃったし、瀬人は私の行動を笑ってるし・・・。
うぇ〜こんな奴と幼馴染みなのは真っ平ごめんだわ・・・でも結果は幼馴染み・・・。
瀬人:フン・・良いだろう参加してやる・・正し条件がある。
何の条件と首を傾げるけれども、瀬人は何も答えてくれそうになくて・・・。
結果、私の結論からして、馬鹿社長は来ない!という理論に達した・・・安心して帰ったんだけど・・後、後悔する。
大体、何で友達以上、恋人未満の奴に此処までからかわれないといけない訳!?
全く持って理屈が聞かないように思えます。もう何もいう気力はなくなってしまった訳だけれどもね。
その頃、私、真崎杏子は孔雀舞さんと一緒に喫茶店でのことを話していた。
理由はあの、海馬君との関係な訳で、仲が良いくせに素直になっていない二人に苛立っていた。
ならば、責めてこの私が素直にさせて挙げなければと思い、今回の作戦を発動した。
大体、王国の時もバトルシティーの時もそうだったよね。二人の関係は・・・見ているこっちが馬鹿らしい。
つまり今回の作戦、遊戯達と話し合った結果、手助けしてあげようって訳・・・。
舞:杏子もやる事えげつないね・・・。
その話を舞さんにしたら、面白いことだと思っているのか私に即答で気持ちを伝えてきた。
私は飲み物を飲んでいたので思わず咳き込んでしまう。何を楽しくてこんな事しなきゃいけないんだか・・・。
杏子:ケホッ・・いきなりなんですか・・舞さん・・・///
それともその話以外で私のことを楽しんでますか!?あのぉ〜舞さん・・・?
それでも舞さんは、音信不通でつまり・・・結果楽しんでますと主張しているようなものだった。
舞:ふ〜ん・・まぁ〜そう言う事なら乗ってあげるわ・・・。
まぁ〜舞さんはこういう時に限って面白がるんだけど、頼りになるのよね。
、今日こそは素直になりなさいよ・・・見てる此方が馬鹿馬鹿しいんだから!
大体、童実野高校では知らない人はいないのだからね。
そうと海馬君の関係を、あれはどう見ても、幼馴染みとしてではなく恋人同士のように見えるんだから!
本当に、今日こそは覚悟して貰うわよ・・・・。あぁ〜本当に待ち遠しいわね。
:・・・・・・・・。
何か寒気感じるんだけど・・・何もなければ良いんだけどちょっぴり不安ね。
学校から帰って私は瀬人に頼み込んで、溜め息が漏れている。今後、どうなるのよぉ〜ν
そして、そんな賑やかな中で10月31日の夜になってしまった訳なのだけれども、何か不安です。
そんなこんなで私の家には、遊戯達が来た訳で・・・良かった、瀬人来てない。
いやむしろ来られたら困るんだけどね。仕方なくパーティーが始まりを告げる。
そして父が主催している為、愛娘として招待客に挨拶をしているのだけれども・・・・。
何であんた私を安心させるような事しながら、遅れて来てくるのかしら・・・馬鹿社長さん。
私はその顔を見た瞬間嫌な感じを見てしまって、だから・・何で私の顔を見るのぉ〜!?
瀬人:本日はお招き下さり誠に有難う御座います。
うわぁ〜気障だぁ〜いつもと違う、絶対気障だぁ〜馬鹿社長さん。
寧ろ今は黒ヒョウかしら狙った獲物は逃さないという。
:・・・・・・・・・・・・・・・・。
獲物・・・獲物・・・私じゃないか!?冗談じゃない!たかが仕事馬鹿に食われるのだけはごめんだ!
さて、本当にどうしましょうかねぇ〜杏子達にも嵌められたし、おまけに瀬人にまで嵌められた。
杏子:ねぇ〜、どう?
だから何がどうなんだ!?って杏子、うわぁ〜あんた等音信不通なのは何で!?
私は瀬人を知らない不利をしていたい。ちょっとなぁ〜ν
:ほへぇ〜
只今、私が皿の上に乗っているケーキをホークで突いている状態。
だってさぁ〜来るはずないと思ってた馬鹿が来たんだよ!?何とかして欲しいわよ・・・。
杏子:ほへぇ〜じゃないわよ・・・。
むしろごめん。眠い・・・先の食べ物に何か入れてた?
私は何も知らないし、普通に食べてるんだけどね・・・・ν
どうやら薬の効き目が利いてきたようね。
は気づいていない見たいだけど、最初に渡した飲み物に睡眠薬を一応入れておいたのよね。
っで時間が立って眠ってしまったようね。さてと・・・行動開始。
闇遊戯:なぁ〜杏子、本当にやるのか?俺達は止した方が・・・。
杏子:じゃぁ〜他に海馬君にTrick or treatできるような品物ある?
などと私は口にするんだけれども・・・皆は以外にないという判断をした訳で・・・。
ってな訳で行動開始・・・そして海馬邸にを青眼の白龍の着ぐるみを着させて放置・・・。
結果、杏子に嵌められた。しかも瀬人が笑ってる・・・。
お願いだからさ・・・素直に家に帰りたいんだけど・・・ν
瀬人:見ものだな・・・。
:良いから外してぇ〜
瀬人にお願いをしているんだけれども、結局瀬人にはリボン縛られていて尚且つ抱きしめられている訳で・・。
しかも、瀬人の気障な笑いが当たりに響き渡るし・・・もうどうにかして欲しいです完璧・・・。
瀬人:では・・俺のことを元々どう思ってるんだ?
:・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。
食われる・・・絶対食われる。お願いだからこれ以上近寄らないで・・・。
瀬人:正直にいわんか?
あぁ〜もう分かったわよ・・・言えば良いんでしょ。
気障な馬鹿社長さん・・・貴方は後悔しないかも知れないけど・・・私は後悔するんで・・・。
:・・・・・・・・愛してるわ・・・。
だから・・・キスして、そのまま寝られるのも困るんだけど・・・ν
結局、私はこのまま瀬人の玩具にされてました。しかも着せ替えされまくった・・・。
そうメイド服やら私服・・・制服や何やらで・・・。
もう・・・こんなTrick or treatになるのなら・・・完璧、幼馴染みとして出会わなければ良かった!
〜 Fin 〜
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Music Box/VAGRANCY 志方あきこ by:Chi vuol la zingarella? |