九尾狐POEM
届かぬ願い
届かない思い。
私の思いは、青空の雲の下。
蔵馬の思いは、夜空を駆けめぐる。
もしも祈りの届かぬ、破壊の神が現るのなれば・・
私は、そのものを六星のように駆けめぐる。
私は、巫女。蔵馬が悲しき巫女に駆けめぐるであれば・・
私は、鳥の祈りをかなえたい。
そう神の名のもと、『かるら』となれるのであれば・・・
天馬となり駆けめぐる祈りを捧げていきたい。
己のたちふくままに私は今、鳥になりあなたに祈りを伝えてきたいから。